2024/03/24追記 — 現在はNext.jsからAstroに変更しました。
いまご覧になっているウェブサイトは、2021年1月上旬にリニューアルしました。
というわけで、新ウェブサイトをつくるにあたって利用した技術を紹介します。
順番に見ていきます。
Reactのフレームワークです。リニューアル前のウェブサイトではNuxt.jsを使っていました。Nuxt.jsはVue.jsのフレームワークです。
個人的にVue.jsとNuxt.jsのほうが愛着があり、今までNuxt.jsを使っていました。しかし、就職先はReactを使っている会社です。個人開発でReactを使っていないと成長に限界があるなと感じ、思い切ってVueからReactに移行してみました。
https://www.typescriptlang.org/
型定義ができるJavaScriptです。インターン先の開発でTypeScriptがだいぶ書けるようになってきたので、個人開発でも使ってみることにしました。
インターン初期はTypeScriptにあまり慣れておらず、よくわからなかったらとりあえずany
付けとけばいっか、みたいなノリでした。当時は、少し込み入ったことをしようとするのが辛かった記憶があります。しかし最近は自分で型定義したりUtility Typesが使えるようになってきました。TypeScriptの良さがわかってきました。そこで、このウェブサイトでもTypeScriptを使っています。
Utility Firstを謳うCSSフレームワークです。どこからか、Next.jsとTailwind CSSは相性が良い的な話を聞いたので、初めて使ってみました。
どんな感じのフレームワークなのかは、Tailwind CSS公式サイトのアニメーションを見ればかんたんに理解できるかと思います。Bootstrapならclass="btn btn-primary"
と書くところ、Tailwind CSSでは以下のように書きます。
<button class="bg-blue-600 text-white hover:bg-blue-700 transition-colors focus:ring-2 ring-opacity-50 px-4 py-2 rounded-md select-none focus:outline-none">
ボタン
</button>
デモはこちら (読み込みに数秒かかります)
僕はこれを書いていて楽しかったです。素のCSSを書くより、細かいデザインをサクッと作れるのが好印象でした。
ただ、Tailwind CSSを使うメリットみたいなものはうまく説明できないので、もっと知りたい方はTailwind CSSの公式サイトなどを見ると良いかと思います。
ホスティングサービスです。Next.jsを使うなら、使うホスティングサービスはVercel一択だと思います。
GitHubと連携すれば、GitHubにコードをPushするだけでウェブサイトを公開できるので楽です。
ヘッドレスCMSです。このブログの記事や、プロダクト一覧ページのコンテンツはmicroCMSで管理しています。
正直、Markdownが使えるという点でNetlify CMSを使いたかったのですが、「VercelでNetlify CMS?」という、ただそれだけの理由で使いませんでした。
Netlify CMSと違って、microCMSはGUI上でAPIスキーマをポチポチ作れます。あと、日本製なので、UIは日本語です。
以前のウェブサイトは約2年前に作り、その後、少しずつ手直しを重ねてきました。
ですが、いくつか問題が出てきました。
各プロダクトの説明欄を作ったり、ブログを作ったりするだけなら、今あるウェブサイトを改造していくという手もありました。ですが、「ダサい」問題は手直しレベルではどうにもならないという印象がありました。コードも汚いし、デザインを良くしようとしても違法建築のような状態になりかねない気がしていました。
そこで、思い切ってウェブサイトを一から作り直すことにしてみました。自分のウェブサイトを作り直すのに何日もかけたくなかったので、できるだけシンプルなデザインを心がけました。その結果、数日でほぼ完成させることができました。
新しいウェブサイトは以下のような特徴があります。
個人的に、デザインがよくなったのは大きなプラスです。完全に自画自賛なのですが、個人開発のモチベーションがアップしました。リニューアルは正解だったと思います。
エンジニア、UIデザイナー。 サブスク管理アプリSubma や 学園祭運営支援ウェブシステムPortalDots などを開発している個人開発者です。 もっと詳しく
学園祭運営ウェブシステム PortalDots 5 で、複数の参加登録フォームを作成できるようになりました
2023/05/08
学園祭実行委員会で内製・OSS化したウェブシステムの設計・デザイン、そして失敗について
2022/12/01
大学祭運営ウェブシステム PortalDots 4 をリリースしました —— ダークテーマ!!!
2022/03/27
なぜ「大学祭実行委員会」が「ウェブシステム」を作るのか —— PortalDots の存在意義と導入方法
2021/05/30
大学祭運営ウェブシステム PortalDots 3 をリリースしました —— スタッフモードのリニューアルなど
2021/05/30
React NativeでローカルデータベースRealmを使ったスマホアプリをつくる
2021/02/27
大学祭の参加団体向けウェブシステムをOSS化してみた
2021/01/05